作家ベア、シュタイフ、量産品

日常では同じ「テディベア」と呼ばれる三つのものが、 実はまったく異なるカテゴリーに属しています。順に見ていきます。

量産のぬいぐるみ

大量生産、数千個単位、どれも同じ型押しの顔、合成素材、印刷または既製の装飾。 安価で、時とともに価値は下がり、コレクション対象にはなりません。 これは欠点ではなく役割の違いです。おもちゃは手に入りやすくあるべきものです。

コレクター向けシュタイフなど

シュタイフ、ヘルマンといったドイツのメーカーは工場ですが、 百年を超える歴史と独自の基準を持つ工場です。量産品との決定的な違いは 限定生産であること。500体、1,500体といった単位で、 一体ずつに番号と証明書が付きます。素材は良質で、多くはモヘアです。 実際に収集され、希少なシリーズは値を上げます。

ただし、そのシリーズの一体は唯一無二ではありません。 番号だけが異なる兄弟姉妹がいます。

作家ベア

一人の作り手による、一体だけの作品です。生産数も番号もなく、 作家自身にも再現できません。手刺繍が二度と同じようには落ちないからです。 素材はシリーズの仕様ではなく、その一体のために選ばれます。

まとめ

  • 量産品——同じものが数千、価値は下がる。
  • コレクター向けシュタイフ——数百体に番号、希少なものは値上がり。
  • 作家ベア——ちょうど一体、再現不可能。

どちらを選ぶか

証明書があり、再販価格の見通しが立つ有名ブランドをお求めならシュタイフです。 ほかの誰も持っていないものと、作った人との直接のつながりをお求めなら作家ベアです。 多くのコレクターは時間とともに後者へ辿り着きます。 証明書は性格の代わりにはならないからです。

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